萩茶碗
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波多野善蔵作
波多野善蔵氏は昭和17年生まれ、昭和47年山口県美術展知事賞、昭和61年田部美術館「茶の湯造形」展優秀賞、平成4年日本の陶芸今100選展出品山口県選奨、日本伝統工芸展入選42回、平成14年山口県無形文化財保持者、平成25年旭日双光章受賞など素晴らしいご活躍をされています。
この茶碗は波多野善蔵氏がろくろ成形され登り窯で焼成された逸品です。
登窯でゆっくりと低温で焼かれたため焼締が少なく土が柔らかく仕上がっていますので貫入と呼ばれる表面にできた細かいひび模様が釉薬の流れと調和しております。茶陶の優品である井戸茶碗のような竹の節高台と梅花皮(かいらぎ)がそなわっています。そして萩焼の伝統による枇杷色と見込みや肌にみられる藁焼きで独自の色をだされた褐色など見どころ満載です。また吸水性がありお使いいだくと抹茶が浸透して景色が変わっていきますので変化する色彩を楽しんでいただけます。
このお茶碗は濃茶にもお使いいただけます。
現在波多野善藏氏は萩焼の伝統を見直して新しい挑戦のもと指月窯で作陶に励んでおられます。
作家共布付 桐箱も綺麗な状態で殆ど未使用新古品です。
共箱
口径14.5cm 高9cm
40,000円
※商品写真はできる限り実物の色に近づけるよう加工しておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。