浅黄交趾桶形火入
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二代中村翠嵐作
この火入の浅黄色は薄い藍色のことです。とてもきれいに発色しています。桶(おけ)は短冊形の木材を組み合わせた円筒形容器で短冊状の板を側板として箍(たが)で締め付けたものです。この火入は箍(たが)を金箔でつくっています。上品な金箔で高級感がございます。足が三ヶ所あり足ひとつを前にしておきます。
交趾は色ガラスと同様の成分で鮮やかな色を発する焼物です。交趾の釉薬は本焼きの焼成の過程で透明化し発色します。塗りムラのないように完成の発色を想定し素焼きの生地に釉薬を擦り込むように塗り込んでいきます。浅黄色はごく薄い藍色で金箔の胴締めと良く合っております。おちついた金箔により品格がございます。
江戸時代の公家や僧侶は貿易船によって運ばれてきた様々な品を手にしてきました。東南アジアからの貿易船は「交趾船」と呼ばれとりわけ鮮やかな色合いの器を、貿易船の名から「交趾焼」と呼ばれるようになりました。「交趾」とは現在のベトナムあたりの地域「コーチシナ」を指し、中国大陸の王朝から呼ばれた漢名です。
二代中村翠嵐氏は1942年京都生まれ 2003年経済産業大臣表彰「京都名工」京都府伝統産業優秀技術者表彰 2010年「現代の名工」厚生労働大臣表彰 2014年伝統工芸業務功労者として「瑞宝単光章」受賞など輝かしい実績がございます。現在三代目が活躍されています。
共箱
口径Φ8.2cm 底Φ7.8cm 高9cm
20,000円
※商品写真はできる限り実物の色に近づけるよう加工しておりますが、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。





